YoyoStudioLlama製の新作オフスト機レビュー!

My special thanks to はくめんさん もっちーさん Leekさん まゆげさん (順不同)
青森ヨーヨー練習会メンバーであり、また県内の至る所でヨーヨーによるパフォーマンスを披露しているあいぼん。
そのあいぼんのシグネチャーモデルとして開発を進めてきた
「あいぼん(仮)」および「project阿寒湖」が、正式名称を携えてついにお披露目です!
その名前は……
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「YoyoStudioLlama / OFFSTRING YOYO CORONA」
スペック
直径:80mm
全幅:53mm
トラピーズ有効幅:48.1mm
ギャップ幅:2mm
重量:79.2g
レスポンス:Kパッド両面
ベアリング:Lサイズ
彼が理想とする寸法や重量、また使用感に応えつつ、他機種には無い(はずだった)形状と軸構造を盛り込みました。
開発に要した期間は構想・設計に2か月超、加工に2週間。
熟練の旋盤工による手動旋盤のみでの作品です。

まずは外観から。
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本体はデルリン。
エッジからテーパーの繋ぎでインバースラウンドを形成。
そしてそこからウイング端へと続くラウンド。
早速ここにCORONA独自の要素が。
NC旋盤で曲面を切削した場合、ミクロ視点ではX軸とY軸の微細な連続により曲面を作り出しています。
しかし、CORONAでは一般的には設備されていない特殊な旋盤により、完全な曲面を形成。
これにより類い稀なツヤと手触りを生み出しています。
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続いて内側。
要求された重量と床からの跳ね上がりを追求した結果、三段階のステップストレートに。
加工が容易では無いことが画像から伝わるでしょうか。
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そして軸周辺の保護のために装着されているこのワッシャー。
これもCORONA専用としてワンオフ削りだし。
ジュラルミンを必要強度が保持される最低限まで肉薄化。
この大きさで1.5g以下と、性能面にも配慮しました。
アクセルが通る穴も、ブレ抑制の観点から極限まで狭小に。
さて軸構造を紹介するために分解していきます。
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部品点数は10点。規格品がナットとベアリングのみという、採算度外視の趣味だからこそ成し得る内容です。
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スペーサーは超ジュラルミン。
ベースはYOYO JOKERのエレメンツをリスペクト。
これはYoyoStudioLlama第一弾のメタボリックでも採用しています。
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CORONAではアクセルの通る穴にもネジ切りを施し、さらなる進化を遂げています。
ベアリングは簡単に装着・脱着ができて且つガタが無い様に、ひとつひとつ丁寧に削り出し。
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このように、まずベアリングとスペーサーをアクセルに固定します。(※1)
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次に本体を被せ(※2)、ワッシャーを入れてナットを締め込み(※3)。
アクセル×スペーサー、スペーサー×本体の二重での保持により、精度と剛性を向上させようという狙いです。
解析はしていないため、効果の程は未知数ですが。
締め込みに工具が必要で、明らかにメンテナンス性は良くありません。
しかしその手間を他には無い魅力と捉えてくれる方にこそ、
このCORONAを使っていただきたいと思っております。
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初回生産限定、次回生産の予定はありません。世界に7セットのみ。
YoyoStudioLlamaのステッカー同梱。
紹介は以上です。
ジャパンテクノロジーのカムイを筆頭とする名機群。
開発中に立て続けに発表となったsOMEThINGのJET-SETやYYRのMAESTRO。
そしてアジアブランドの安価な削りだしモデル。
さらに夏にはYOYO JOKERからメタルオフスト機種がリリース予定と、
4A機種が充実していく中でタイミングがいいのか悪いのか、YoyoStudioLlamaよりOFFSTRING YOYO CORONA、ここに正式デビューとさせていただきます。
※1・締め込みも緩める場合も必ず手締めで。
※2・高精度のため、勘合がきつめの個体があります。
※3・締めすぎ注意。本体とスペーサー間が回転しない最低限のトルク推奨。