Monthly Archives: 1月 2016

もしもしりゃまよりゃまさんよ

よく、ポッドキャストで色んなラジオ番組を聴いています。
その中でも、特に愛聴させてもらっているのが『青春あるでひど』。
青春あるでひどは科学系ラジオ番組。
この世のすべては科学で成り立っているという観点で、様々な事象やリスナーの疑問を楽しく面白く、そしてわかりやすく解説しています。
知識欲を満たしたいという方にうってつけ。
無料で聴けますので、興味のある方はぜひご一聴ください。

メインパーソナリティーのうちのお一方であり、またヨーヨーもされている『アニワギはかせ』。
正真正銘の博士。博士号をお持ちの科学者。
そのアニワギはかせが製作された『ビルドケット』というけん玉があります。

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ウッドパネルをレーザーカットし、ボルトやナットを用いて組み立てられています。
詳しくはビルドケット公式ブログをご参照ください。

そのビルドケットを原案とし、ヨーヨースタジオリャマがアニワギはかせの協力の下、カスタマイズしたモデルを設計製作しました!
青春あるでひどとヨーヨースタジオリャマが異色のコラボ。
ヨーヨースタジオリャマがけん玉をリリース。

KenーLlama

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たま
直径:65mm
使用部品:
M4×55mmステンレストラス小ねじ…4本
M4ステンレスばねワッシャ…4個
M4ステンレスナット…4個

けん
全長:185mm
使用部品:
M4×22mmステンレスなべ小ねじ…3本
M4×20mmステンレスなべ小ねじ…4本(重量調整用)
M4ステンレスばねワッシャ…3個
M4ステンレスナット…7個(うち4個重量調整用)
内径4×外径8×厚さ6 POMスペーサ…3個
Φ11mm 鋼球…6個(うち2個重量調整用)

板材として使用しているMDFとは、『木材チップを蒸煮・解繊したものに接着剤となる合成樹脂を加え板状に熱圧成型したもの(wikipediaから引用)』です。
要は木を粉々にして接着剤を混ぜてギューッと押し固めたもの。
あと他の部品としてボルトとナットと鋼球などなど。

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『たま』と『けん』に分けてそれぞれ特徴を説明します。

まずは『たま』。
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通常の玉に形状も使用感もできる限り近づけるべく設計を進めました。
板と板との組み合わせではどうしても軽くなりがち。
そこで長めのステンレスボルトを4本通すことで、重量を稼ぎつつ剛性も確保しています。
使ってもらうと違和感の無さにきっと気づいてもらえるはず。

次は『けん』。
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最も特徴的なのは鋼球。
6穴開いているのに対して初期状態では4個収めています。
また、皿胴にも余分にボルト穴を設けています。
鋼球もボルトナットも余分に付属します。
個数や位置を変えてお好みの重心を見つけ出してみてください。

なお、組み立て方は別途こちらの記事をご参照ください。

形状仕様からくる苦手な技が、ケンリャマにはいくつかあります。
でも、逆に簡単にできる技もあります。
簡単にできる技は、初期の技に多い印象。
なので、けん玉に触ってみたい、これからけん玉を始めたいという方に強くオススメできるけん玉です。
そして、けん玉経験者の方は通常のけん玉ではできない乗せ方をしてみたり、あえて苦手な技に挑戦するもヨシ。

部品を板から取り外し、部品同士を組み合わせ、組み立てる楽しみ。
そして自らの手で完成させたけん玉で遊べる楽しみ。
さらに、モッズ欲にも応えてくれるはず。
初心者でも経験者でも楽しめる、そんなけん玉に仕上がっています。
ぜひお手に取って、各々の楽しみを見つけてください。
ヨーヨースタジオリャマストアにてお買い求めいただけます。

最後に注意してもらいたい点だけ。
木板の組み合わせでできている関係上、想定以上の衝撃を加えると破損する恐れがあります。
宇宙遊泳やジャグリングなど、いわゆる空中技は推奨していません。

ケンリャマ組立手順

●セット内容(組立前にご確認ください。)

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・板(大)…1枚      ・板(中)…1枚
・板(小)…1枚
・M4×22mmステンレスなべ小ボルト…3本
・M4×20mmステンレスなべ小ボルト…4本
・M4×55mmステンレストラス小ボルト…4本
・M4ステンレスばねワッシャ…7枚
・M4ステンレスナット…11個
・POMスペーサ(内径4×外径8×高さ6)…3個
・ビーズ…3個(うち予備1個)
・Φ11mm鋼球…6個 ・ヒモ…1本

プラスドライバーと瞬間接着剤をご用意ください。

●組立手順

まずは板から部品を全て取り外します。
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力任せに外そうとすると思わぬ破損に繋がります。
部品を持ってゆするようにして外しましょう。

使う板部品はこれで全部です。
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初めに「けん」を組み立てます。
一番大きいパーツである「けん」の中心にある一番小さい穴にヒモを通します。
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もう一つの「けん」にも同じようにヒモを通します。
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そして「けん」外側から出たヒモの片方にビーズを通し、ビーズが抜けない程度の結び目を作ります。
ビーズがストッパーとなりヒモが抜けなくなったのを確認してください。
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前工程で作成した「けん」を開きます。その際にヒモが抜けないようご注意ください。
展開した「けん」片方の内側のT字の上、細長い溝に剣先のパーツを置きます。
t字の右に大皿リング、左に小皿リング、下に中皿リングを各支持パーツを置きます。
中心の大きい穴4つに鋼球を置きます。

ここで注意。
皿リングは写真中一番右だけ少し内径が小さいです。
これを中皿(けん玉を置いた時に床と接する箇所)にしましょう。
けんのバランスが良くなります。
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上の各パーツを置いた「けん」パーツの反対側から22mmボルト3か所に挿し、
そこへPOMスペーサをはめ、ボルトが抜けないように抑えながら次の手順に進みます。
手の様子からもわかる通り、ちょっとやりづらいです。
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もう片方の展開した「けん」パーツをゆっくりはめ込みます。
はめ合いを確かめながらゆっくり作業しましょう。
はめた後でヒモが変な所に通っているというのもありがちです。

はめ込んだ「けん」からはみ出たボルトにナットだけ取り付け、仮固定します。

一か所ずつナットを外し、ばねワッシャとナットを入れ、ドライバを回して固定します。
これで「けん」の完成です。

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次は「たま」。

「たま」の丸板パーツのうち、十字の切込みと4つ穴の空いたパーツの『十字部分』にヒモを通します。
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次に外側四方に切込みと4つ穴、中心に細い穴の空いたパーツを用意し「けん」から繋がったヒモを
その中心の細い穴へ通します。
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ヒモを「けん」と同じようにビーズをと結び目で固定します。
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縦板にあたる櫛形のパーツ4枚のうちの1枚に、丸板パーツをはめていきます。

丸板パーツのうちの一番大きいもの1枚と、次に大きいもの2枚をはめます。
重ねてみると大きさの確認がしやすいです。
一番左の丸板パーツだけ少し大きいです。
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櫛形パーツの一番膨らんだ部分の切込みに一番大きい丸板パーツを。
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その上下二番目に大きい丸板パーツをはめます。
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残った切込みにヒモを通した丸板パーツを、先にはめた丸板側にビーズが向くようにはめます。
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残りの櫛形パーツ3枚を組みましょう。
はめ合いはキツめです。
合わせ目を確認しながら、ゆっくり、板材が干渉してめくれたりしないよう慎重に作業して下さい。
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だんだん玉の形になってきました!
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「たま」組立手順の最初にヒモに通しておいた十字の切込みのあるパーツを、ヒモが出ているパーツに接する形で組みつけます。
ここもキツめに設計してあります。
かまぼこパーツを中心に向けてしっかり押し込み、十字切込みパーツを水平にハメましょう。
ヒモ側、「たま」の頂点の方はこれで完成です。
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穴側に残り2枚の丸板パーツを組みつけます。
大きいパーツから順に、これも慎重に。
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トラス小ボルトを4個、穴側から通して頂点側にばねワッシャとナットを取り付けます。
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仕上げに、剣先保護のために瞬間接着剤を着けます。
瞬間接着剤を着けてしまうと完全分解はできなくなるのでご注意ください。
「たま」のヒモが出てきている部分の四角穴もヒモが擦れて減る傾向にあります。
ここにも瞬間接着剤を着けるのをオススメします。
なるべく瞬間接着剤がヒモに着かないように注意して作業してください。
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これでケンリャマの完成です!
お疲れさまでした!

世界に一点だけのヨーヨーケースつくりませんか

昨年2015年の春にリリースさせていたただいたレザーケースとポーチ。

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ご購入いただいた方々にたまにお会いしますが、今もご愛用いただけていて嬉しい限り。
もちろん自身も使い込んでいます。

その後、オーダーをいただいて製作したマルチポーチ。

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そしてそのマルチポーチをベースに、今回もオーダーに沿って以下の製品を作りました。

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大きさはレザーケースとほぼ同じ。

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内側にはスエードが貼ってあり、レザーから作られた仕切りも付属しているのでヨーヨーを痛めません。

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44mm幅のヨーヨーが1列に4個の計8個収まります。
仕切りを外すと、収納数はそのままに45mmのヨーヨーも収められます。
これらは全て依頼者の方のアイディア。よく考えられています。

冒頭で紹介させてもらいましたケース類はヨーヨースタジオリャマストアにて、受注生産になりますがお求めいただけます。

そして、オーダーも引き続きお受けしております。
ヨーヨーのサイズと個数、収納方法、フタの開け方と留め方、革の種類や染色の有無、レーザー刻印などなど、その他にもご要望に可能な限りお応えします。
収納するものは欲しいけれど、どういうのが自分に合っているかわからないという場合でも、まずはご相談ください。
yoyostudiollama@gmail.comまで、ご連絡お待ちしております。
ツイッターからでもいいですよ。