リャマでウシのヨーヨーケース

自分の好みとユーズシーンに合ったヨーヨーケース。

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ヨーヨーは星の数ほどあり、ツボに入るものも数多くあれども、ことヨーヨーケースとなるとこれが中々無い。
もちろん個人的な用途に合わないだけで、どれも悪いものではないし、むしろ良く考えられているなと思わされるものもあります。
でも、個人的にかゆいところに手が届いていなかったり、もっと融通が効いてくれたらと感じたり。



そんな折、リャマヨー製作を通じて知り合った方からの紹介で、レザー職人さんに出会いました。

これはもう作るしかない、本当に自分が欲しいと思うケースを!

と、思い立ったのが確か半年ほど前。
そして、構想期間を経て打ち合わせと試作を重ね、いよいよ量産を想定した試作品が完成しました。

キーワードは、『紙袋』と『包容力』。

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牛本革が持つ、あの独特な香りが鼻孔をくすぐります。
柔らかく、比較的軽めな革です。
重くなりがちな革製品ですので、総重量にも気を遣いました。

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色はキャメル。
本来ならレーザー刻印でロゴをいれてもらうはずだったのですが、マシントラブルのために今回は保留。とても残念。
でも、もし製品化する機会があればロゴ無しという選択もできるようにするので、その雰囲気を掴んでもらえれば幸いです。

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早速開けてみます。
フロントにボタンがふたつ。

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さて、内観です。
ここが個人的に一番重要なのですが、仕切りは必須。
入数が減るし、重くもなってしまうのですが、ヨーヨー同士が触れるのは好ましく思えず、ここは譲れませんでした。

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ハウジングは6室。
厚手の革を使用して剛性を保持しています。 最大で直径60mm幅50mmのヨーヨーが入ります。
うちのラインナップでいくとミョルニルまで入れられます。
ちなみに、66.6mmのビーストや80mmあるコロナは入れられないのかというと。
もちろん想定済み。
後述します。

上記の画像でも写っていますが、4辺のうちの1辺だけ、あえて縫い合わせていません。
これにより、当初に危惧していた、袋の中を覗き込むようにしなければならず、見づらく、また取り出しづらいという問題を回避することができました。
閉じる際にバタつくこともなくしっかり収まります。
スリットは私のアイディアですが、ボタンなどで綴じず、縫い合わせもしないというのは職人さんのアイディア。
知識と経験に感謝です。



さて、ここからがこのケースの真骨頂と言ってもいいかも。
『包容力』の答えです。
説明するよりも、写真で始終ご覧いただいた方が早いかと思います。

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ストリング100本束も悠に入れられるよう、ゆとりを持った寸法にしてあります。

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それから、このボタンの留め金を上に1対増やしてあり、これを使うことで内容に合わせた綴じ方を選ぶことができます。

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上の留め金を使うことで、ビーストとコロナのみならず、けん玉、果てはモバイルバッテリーにミラーレスカメラ、レンズまで。
使い勝手の幅が広がります。



元々は、お店で紙袋を見てインスピレーションを得ました。

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※参考画像

この紙袋の中にハウジングを設けて、折りたためばすっきり長方形。
そして折りたたまずに使えば、一気に大容量化。
ここまで閃いたら、あとは職人さんとの打ち合わせで割りとトントン拍子だったように思います。
もちろん、こちらの奇抜な要望をすんなり受け入れ、形にしてくれる技術があったからこそ。

これから実際に使用してみて、改良点を探っていきます。
完全に自分の好みだけで作ったので、需要はあるのかどうか甚だ疑問ではありますが、製品化も視野に入れて動いています。



上のヨーヨーケースは練習会や大会で使うのを想定しています。
普段から持ち運ぶにはには少し大きいですよね。
なので、ポーチも作ってみました。

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フタとケースにネオジウム磁石を仕込んでおり、簡単に小気味よく閉じることができます。
今回の試作は特殊なサイズのヨーヨーに合わせたので少し野暮ったさを感じます。
こちらも製品化できるのであれば、ゆくゆくはアンダーからオーバーまで対応できるように3サイズ展開にしたいと考えています。
裏地も今はフェルトですが、次からはスエードになるようです。
普段の通勤通学のオトモにピッタリです!