ヨーヨーにおけるステップストレート形状においての階段感の不足を感じたため作られたヨーヨー

名は体を表すという言葉を真に体現するヨーヨーが、ヨーヨースタジオリャマからまたひとつ生まれました。

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YoyoStudioLlama/Discrete

直径:50mm
幅:44mm
重量:62g
トラピーズ有効幅:4mm
ボディ:ジュラコン(デルリン)
リム:SUS303ステンレススチール
ベアリング:Aサイズ
レスポンス:オリジナルもちパッド、ジョーカースモールサイズ(フラグメントサイズ)

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Discrete = 離散的。
連続的な集合の部分集合が、ばらばらに散らばった状態であることを指します。

Twitterでお世話になっているもっちー氏が原案者です。
重量解析・寸法公差設定を基本とする製作に関わる部分の調整と、切削作業をもってお手伝いさせていただきました。
先日開催された2014全日本ヨーヨー選手権大会のModsコンテストにも出展され、会場で見かけた方もいらっしゃるかと思います。
Modsコンテスト代表であるS.kon氏のブログでも紹介されております。

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巷のストリングプレイ用ヨーヨーといえば、ベアリングに向かってテーパーになっており、引っかかりを感じないようになっているもの。
しかし、ディスクリートにおいては写真でご覧いただいた通り、フラットです。
気持ち程度の角度とか、R面取りなんてものは今回に限っては一切合切ありません。
目に見えて振りづらそうですが、完成直後に試し振りして思わず唸ったのを覚えています。
予想を大幅に裏切る振りやすさを秘めていました。

確かに、ヨーヨーが傾いている際は段差にストリングが残りがちで傾きを助長する場面もやや見受けられます。
しかし、デルリンボディのスベリの良さも相まって、ストリングはすぐにベアリングに向かい、大して傾くこともなくコンボを続けられます。
また、ステンレスリムが強いトルクを発生し、傾き耐性を底上げしているのも効いているのでしょう。

ただ振るだけのヨーヨーではなく、ハートランドを代表するように、これまでもリャマヨーならではのお遊び要素も盛り込んできました。
このディスクリートの製作依頼を請けたのも、そのお遊び要素が多分に含まれているからでもあります。

まず直径。
最外径は50mm。そして一段ごとに40mm、30mm、20mmと小さくなっていきます。
そして最後にAサイズベアリングの外径10mm。

次に幅。
最外幅から、一段ごとに片側5mmの両側で10mmずつで四段で計40mm。
そこにAサイズベアリングの4mmを足して、スピナーならお馴染みの44(ヨーヨー)mmとなっています。

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さらにフェイス側も径10mm・幅5mmで段々に彫ってあり、写真のように重ねられます。
重ねたからどうということはないのですが、だからといって手は抜きません。
100分の1mm単位で径を調整し、絶妙なはめ合いを実現してあります。
はめ込む時とはめた後に回してみた時の心地よさ、実際に手にして試してみてもらいたいものです。

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製作するにあたり、加工時のリスク回避のためにどうしても複数個の同時に作る必要がありました。
販売目的は元々ないのですが、全数が無事に完成したので過剰分をお譲りします。
ご興味のある方は、オフィシャルウェブストアにてご確認ください。

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